クンツァイトがもつスピリチュアルな効果は？恋愛への効果や相性が悪い石と良い石についても解説

• クンツァイトのスピリチュアルな効果が気になる
• クンツァイトは恋愛に効果があるって聞いたけど本当？
• クンツァイトと相性の悪い石や良い石について知りたい

クンツァイトは淡いライラックピンクが美しく、儚い印象の石です。前にテレビアニメで放映されていた「セーラームーン」にも同じ名前の登場人物がいることから、「名前だけは聞いたことある！」という方もいらっしゃるかもしれません。

2021年の誕生石改定で、9月の誕生石として仲間入りしたクンツァイト。落ち着いたピンク色なので、ピンクを身につけることにやや抵抗がある人でも、手に取りやすいのではないでしょうか。

でももし身につけるとしたら、クンツァイトがどのような効果や意味があるのかチェックしておきたいところですよね。

本記事は、子育てしながらパワーストーンやビーズを使ったハンドメイドアクセサリーを販売し、これまでの経験やいろいろな占いやパワーストーンのサイトを検索。クンツァイトのパワーストーンとしての効能や、相性が悪い石などについてまとめました。

この記事でわかること

本記事をご覧になってクンツァイトについて理解を深め、あなたを助けてくれるパワーストーンに出会えたら嬉しいです。

クンツァイトのスピリチュアルな効果や意味について

「慈愛の石」とも呼ばれ、可憐なイメージのクンツァイト。具体的にどのようなスピリチュアルな効果や意味があるのか気になりますよね。

ここではパワーストーンとしてのクンツァイトの力についてお伝えします。

クンツァイトのスピリチュアルな効果は？

クンツァイトは、他人へ愛情を注ぐことの大切さを教えてくれる石といわれています。

感情のバランスを安定させ、寛容さや思いやりの心を養ってくれるので、周囲へのトゲトゲした気持ちを抑えてくれます。

誰でも、ストレスや疲れなどで周りに優しくできないときってありますよね？そういったとき、クンツァイトは力を貸してくれるでしょう。あなたの心に、周りの人のことを考える余裕を与えてくれますよ。

クンツァイトは恋愛に効果あり？

やわらかいエネルギーを発せられるようになると、豊かなコミュニケーションが可能になります。

優しいエネルギーを発している人の近くは居心地がいいですし、安心するものですよね。

そして、この寛容さや思いやりの心は恋愛に対しても効果抜群。新たに恋をはじめたいと思っている方は、より素敵なパートナーを引き寄せてくれるでしょう。

すでにパートナーがいる方も、パートナーに対して思いやりの心を持つことで、関係性がよりよくなっていきます。

過去に恋愛で傷ついた経験があって、恋愛にネガティブになってしまう…。

このような場合にも、クンツァイトは恋愛に関するネガティブな感情や不信感を癒し、前向きになれるようにしてくれる効果があります。

不安や恐れを和らげてくれ、自分自身も癒してくれるので、また新しい恋愛に一歩踏み出すことができるでしょう。

聖母マリアのような「慈しむ愛」の力を持った石。それがクンツァイトです。

クンツァイトはどんな石？

前章ではクンツァイトのスピリチュアルな効果についてお伝えしてきました。ここではそもそもクンツァイトはどのような石なのかお伝えします。

クンツァイトの特徴

クンツァイトは1902年に発見された、比較的歴史の浅い石です。2021年に63年ぶりに改定された誕生石で、9月の誕生石として新たに仲間入りしました。

クンツァイトは「リシア輝石」という鉱物です。その中でもピンク色の石のことをクンツァイトといい、同じリシア輝石で緑のものを「ヒデナイト」、黄色のものを「トリフェーン」といいます。

【ヒデナイト】

同じクンツァイトでも透明度が高いものとミルキーカラーの2種類ある点も特徴的です。
ミルキーカラーも色合いが優しくて素敵ですが、宝石としての価値はより透明度が高いものが上だとされています。

クンツァイトは熱や光で退色しやすいため、直射日光などには長時間当てないよう注意が必要です。使わないときは箱やケースにしまって、光が当たらないように工夫しましょう。

クンツァイトの石言葉

クンツァイトの石言葉は「無償の愛」「無限の愛」「純愛」「可憐」。また、「聖母マリアの石」と評されることもあります。

クンツァイトはその優しい色合いから「愛の石」とされていますが、その真価はクンツァイトの「癒し」パワーにあるといわれます。

クンツァイトの癒しをベースにして、慈悲深い愛情＝無償の愛、無限の愛をもたらしてくれるのです。

燃えるような愛ではなく、何かに傷ついていたり、疲れている人にそっと寄り添ってくれるような愛の石だといえるでしょう。

クンツァイトと相性が悪い石や人の特徴

クンツァイトを身につけたい！と思ったとき、一緒につけると相性の悪い石はあるのかどうかはチェックしておきたいポイントです。

そしてせっかくパワーストーンを身につけるなら、自分に合わない石でなく、今の自分に必要な石を選びたいですよね。
ここではクンツァイトと相性が悪い石や人の特徴についてご紹介します。

クンツァイトと相性が悪い石3つ

クンツァイトと一緒に身につけるとき、注意が必要な石です。

オニキス

真っ黒でツヤツヤした印象のオニキスは、強力な邪気払いや魔除けの効果を持った石です。なにものにも染まらなそうな黒は、見るからに強そうですよね。

優しいパワーで癒し効果があるクンツァイトと組み合わせると、クンツァイトがオニキスの強い魔除けパワーに負けてしまう可能性があります。

クンツァイトの癒し効果が打ち消されてしまうかもしれませんので、なるべく避けた方がいいでしょう。

翡翠（ひすい）

翡翠は半透明な深緑が特徴の石で、古来より魔除けのお守りとして日本でも愛されてきました。

翡翠とクンツァイトは正反対の性質を持ち、対立する関係にあるとされています。
他の石を入れて中和することもできますが、基本的にはお互いの力を弱めあってしまう可能性があるため、一緒に身につけない方がいいでしょう。

カイヤナイト

落ち着いた青藍色が美しいカイヤナイト。カイヤナイトは依存心や甘えを抑え、自立心を育む石といわれます。

自立心を育てるカイヤナイトは何かに頼ってしまう心に厳しく、弱っているときは思うような効果が出ない可能性があります。

クンツァイトを必要としている人は、疲れていたり傷ついている場合があります。何かに頼りたいという気持ちがあって当然ですよね。

ですので、癒されたいと思ってクンツァイトを身につける場合には、カイヤナイトとの相性は悪いかもしれません。

ここでは3つ紹介しましたが、基本的にパワーストーンの組み合わせで合わないものはないという説もあります。

ここで紹介した組み合わせも、人によってはしっくりくる、合う場合もありますので、気になる方は詳しい人に見てもらってもいいかもしれません。

実際に手に取って、触って、感じてみるのもひとつの方法ですよ。

クンツァイトと相性が悪い人の特徴

クンツァイトは基本的に合わない人はいないとされています。どのような人でも、優しいパワーで包み込んでくれるでしょう。

ただ、周囲への愛を気づかせてくれるパワーを持つのがクンツァイト。自分に圧倒的に「愛が足りていない」とき、余裕がないときなどは、周囲に与える愛が足りなくて疲弊してしまう可能性も。

クンツァイトは自分自身も癒してくれる効果がある石です。しかし基本的には周囲を愛するパワーをくれる石。愛を与えられた経験が少ないときなど、合わないと感じることもあるようです。

自分自身にあまりにも余裕がないときは、ローズクォーツなど癒しの効果が高い石を選んだ方がいいかもしれません。

またパワーストーン全般にいえることですが、「邪気を持っている人」はパワーストーンと相性が悪いです。パワーストーンがその悪い感情を吸い込んでしまい、マイナスパワーの塊になってしまうことがあるためです。

パワーストーンを身につけるときは、まず自分自身の感情を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

クンツァイトと相性が良い人の特徴や合う石

前章ではクンツァイトと相性が悪い人の特徴や合う石についてお伝えしました。ここではクンツァイトと相性がいい人や合う石についてお伝えします。

クンツァイトと相性が合う石は3つ

クンツァイトと一緒に身につけると、相性がいい石は以下のとおりです。

アメジスト

アメジストは2月の誕生石で、紫水晶という和名のとおり紫色が高貴な印象の石です。上品で透明度が高い紫色は宝石の中でも珍しい色で、ジュエリーとしても人気の石です。

神聖なパワーが高いとされるアメジスト。クンツァイトとの組み合わせは、愛の目覚めや直感力を高める効果があります。

アメジストはクンツァイトの無償の愛を実践する手伝いをしてくれるでしょう。精神の安定にも効果があり、愛を与える、そして受け取るというバランスをとってくれます。

女性としての魅力を発揮し、周囲との絆を強めてくれる組み合わせです。

アクアマリン

アクアマリンは晴れやかな海を思わせるアクアブルーの透明感を持った石です。凪いだ海のような穏やかで優しいパワーをもち、持ち主の心と体を深いところから癒すといわれています。

3月の誕生石としても有名です。

アクアマリンとクンツァイトを組み合わせると、女性が幸せになるエネルギーを作るといわれます。この2つの石には幸運体質を作るパワーがあります。

幸運体質とは、幸せを感じやすくなる、受け取りやすくなること。つい、物事をマイナスに受け取ってしまいがちな方にオススメの組み合わせです。

また願望達成の意味もありますので、明確な目標を持っている方にも効果的です。

インカローズ

愛や情熱を表すインカローズはその名の通り艶やかなローズピンクが特徴。クンツァイトと違うタイプですが、こちらも美しいピンクの石です。

インカローズの強い力とクンツァイトを組み合わせると、素敵なパートナーと巡り合える力を発揮するといわれます。女性らしさをアップさせる効果もあるので、恋愛から遠ざかってしまっていた人にもオススメ。

新しい恋や素敵な出会いを引き寄せられる組み合わせです。

クンツァイトはこんな人にオススメ！相性が良い人の特徴

相性が良い人は次のような人です。

• 新しい恋愛をはじめたい人
• つい周囲に批判的になってしまう人
• 人に甘えるのが苦手な人

「無償の愛」を意味するクンツァイトは身につけると優しく、穏やかな気持ちになり、傷ついた気持ちを癒してくれるといいます。

新しい恋愛をはじめたいけれど、今までの経験から臆病になってしまう…という方、傷ついた心を癒してそっと背中を押してくれるでしょう。

女性としての魅力をあげる力もあるので、恋愛から遠ざかっていた人にもオススメです。

「無償の愛」の言葉どおり、他人に見返りを求めることがなくなり、寛容な気持ちでいられる効果もあります。

つい周囲の人やものごとに対して批判的になってしまう精神状態のとき、その嫌な気持ちを落ち着かせてくれるでしょう。

自分の心の中の劣等感などを取り去り、相手を想う気持ちの大切さに気づかせてくれる石です。

人から愛される人は自分を愛することも得意な人。

自分を信じて愛するサポートをしてくれるクンツァイトは、転じて「愛され運」が上がる石ともいわれます。

なんでも自分で抱え込みがちで、人に甘えるのが苦手な人にもオススメです。

【コラム】クンツァイトが気になるときはどんなとき？

「今までピンク色の石はあまり好みではなかったけど、やたら目がいくようになった。」
「他のピンクの石はそうでもないけど、クンツァイトには心惹かれる。」

今この記事を読んでいる方は、このように感じたことがあるかもしれません。

クンツァイトに心惹かれるのには「何か理由があるのかも？」ってちょっと気になりますよね。

クンツァイトが気になるとき、「誰かに愛情を与えたい」と感じている可能性があります。自分が愛で満たされていて、誰かに愛情を与えたいと思っているときです。

女性運を高める石なので、「大人の女性として成長したい」と感じていることもあります。いずれも精神的に自立していて、女性として次の段階に進む準備ができている時期にいるのかもしれません。

もし精神状態がイマイチで、クンツァイトに限らずピンク色の石が気になるときは、将来への不安などから「甘えたい」と感じている可能性があります。

「甘えたい」「愛が欲しい」など、自分に愛が足りていない場合、他者を愛するパワーをくれるクンツァイトではなく、持ち主の心を癒すことに特化したローズクォーツの方が合うことも。

もちろんクンツァイトも持ち主を癒すパワーを持っているので、疲れているときに選ぶのは間違っていません。

迷ったときは実際に手に取ってみて、しっくりくるものを選んでみるといいかもしれませんね。

まとめ：クンツァイトの効果について

クンツァイトの効果について、次のポイントでお伝えしました。

• クンツァイトは思いやりの心を育み、女性らしさをアップする石
• クンツァイトは「無償の愛」を教えてくれる石
• クンツァイトと相性が悪い石はオニキス、翡翠、カイヤナイト。相性がいい石はアメジスト、アクアマリン、インカローズ

私が複数の記事を読んで感じたのは、クンツァイトは優しいパワーで持ち主を包んでくれる、おおらかな石という印象です。

ストレスや疲れでトゲトゲしてしまいがちなときも、優しい自分でいられる手助けをしてくれるように感じました。

クンツァイトの上品なピンク色は優しい印象を与えてくれますので、服装に女性らしさを出したいときにもピッタリの石です。

愛の石＝ハートに作用する石なので、ペンダントとして身につけるとクンツァイトが心臓に近くなるので、より効果的だという説もあります。

9月の誕生石として新たに仲間入りしたこともあり、大切な人や自分へのプレゼントにもいいかもしれませんね。

一緒に持つパワーストーンによって、全体的な運気や恋愛運、癒し効果など、いろいろなタイプの効果が期待できます。

あなたの今の状況や目標に応じて、他のパワーストーンと組み合わせて身につけてみてはいかがでしょうか。