シンボルを活用したレイキヒーリングの順番について解説

• レイキを使ってストレスを解消したい
• レイキで癒してあげたい相手がいる
• レイキヒーリングの順番が知りたい

レイキとは、本来「靈氣」という漢字を使う、神聖な気という意味が込められた言葉です。昔から、清らかで安らかなエネルギーの存在が知られていて、すべてを調和するような特別なエネルギーのことをレイキと呼んできました。

レイキの力で気の流れの滞りを改善して、不調和な箇所を調和させることをレイキヒーリングといいます。

身体に手を当てることにより、まるで遠赤外線のようなあたたかさや、心地よさが、身体の奥深い所に伝わります。本来の自然治癒力や免疫力を活性化することが可能になるのです。

本記事では「シンボルを活用したレイキヒーリングの順番について」、スピリチュアル好きの私が、さまざまな記事を調査してまとめたことをお伝えします。

レイキの「シンボル」とは？

レイキヒーリングするとき、特定の目的や用途に応じてエネルギーを得て、レイキのエネルギーをさらに引き出したいときにシンボルというものを用います。シンボルは施術能力を引き出すツールとして活用するものです。

シンボルとセットで出てくるのが「マントラ」です。マントラとは、心を落ち着かせるために唱える短い言葉のことです。

シンボルは形状波動、マントラは音波動でエネルギーを高めます。本来は別々のものですが、同時に用いることで、相乗効果が得られるとされています。

シンボルとはエネルギーを象徴する図形

レイキにおけるシンボルとは、エネルギーを象徴する形です。使用することによって、特定の目的でレイキを使いやすくなります。

またマントラは、エネルギーを引き寄せるための言葉です。こちらも特定の目的でレイキを使用するためのものです。

指の動きや声の振動を使うことによって、空中にあるレイキのエネルギーに影響を与える役割があります。

西洋式レイキで導入

戦前の日本では、日本伝統式レイキが使われていて、民間療法・伝統的な癒しの手法として広く知れ渡っていました。調子が悪いときは、手を当てて癒してもらえる「お手当屋さん」が多くいたといわれています。

しかし、第二次大戦後の敗戦後、各種武道・伝統療術がGHQ（連合国軍最高司令官総司令部）によって弾圧を受けたことをきっかけに、日本伝統式レイキは急速に衰退しました。

現在、一般的にレイキというと西洋式レイキのことを示します。日本を含めた世界で行われているレイキヒーリングの99％が西洋式レイキといわれています。

日本では、1980年代終盤に西洋式レイキのメソッドが、アメリカを経由して日本へ上陸しました。現在日本で普及しているのも、こちらの西洋式になります。

そして近年では、国内外の一流ホテルのルームサービスとしてレイキヒーリングを取り入れ始めて、好評になっているようです。

形状の波動をもつ

レイキのそれぞれのシンボルには意味があり、特定の波動があります。

本来レイキは特別な意図のないエネルギーですが、シンボルという形状波動で意味付けされることで、特定の効果を発揮するようになります。

シンボルを活用したレイキヒーリングの順番

レイキは流派ごとにやり方や順番が異なりますが、ここではシンボルを活用した基本的なレイキヒーリングの順番について解説します。

シンボルの描画方法と注意点

シンボルの描き方には「手や指を使って描く」「イメージを使って描く」という2つの方法があります。

手や指を使って描くとき、シンボルの大きさは大小どちらでも構いません。大切なのはヒーラーがシンボルのエネルギーと一体になること。また、手や指をどのように使うかも、人それぞれなので描きやすければどの指でもOKです。

映像を使ったイメージを得意とする人は、イメージを使って描くとき、シンボルが頭の中にポーンと浮かびやすいです。

一方、映像を使ったイメージが得意でない人は、シンボルを最初から頭の中で描くとよいでしょう。どちらにも共通していえることは頭の中で「しっかり描く・なぞる」ことです。

シンボルを組み合わせたヒーリングの手順

それではセルフヒーリングと他者ヒーリング、2つの手順について説明します。

【セルフヒーリングのとき】

【他者ヒーリングのとき】

他者に対してヒーリングするときは、ヒーリングの間と最後に「オーラ浄化」の手順が必要となります。

オーラ浄化の手順は「上から下」「左右」に両手を動かすことによって、受け手の身体の周りにあるオーラが滑らかになるのです。

レイキは人間が本来もっている能力なので、ちょっとしたコツを身に着けるだけで、誰でも才能や努力に関係なく、使いこなせるようになります。

実践を深めれば深めるほど、エネルギーレベルが高まっていくので、ぜひ試してみてください。

各レイキシンボルの具体的な使い方

ここでは、4つのレイキシンボルについて解説します。

超空霊（チョクレイ）

第一のシンボル超空霊には、「力」のエネルギーがあります。マントラは「チョクレイ」または「チョウレイ」です。

特定の場所やものにエネルギーを集めてパワーアップする働きがあります。浄化力も高いので、薄暗く感じる場所に創ることで、空間の浄化ができます。

色・・・赤
象徴・・・地球・火・力
効果・・・エネルギーの活性・パワーアップ
特徴・・・宇宙エネルギーとの繋がり

聖壁（セイヘキ）

第二のシンボル聖壁には、「調和」のエネルギーがあります。マントラは「セイヘキ」です。

感情や意識面に働きかけて、バランスを崩してしまったところに調和を取り戻し、正常な状態へ戻す働きがあります。ストレスやトラウマなどに使うとよい結果が得られるでしょう。

色・・・緑
象徴・・・月・水・感情
効果・・・感情を穏やかにする・トラウマの解放

本者是正念（ホンシャゼショウネン）

第三のシンボル本者是正念には、「本質」のエネルギーがあります。マントラは「ホンシャゼショウネン」です。

離れた場所や過去や未来など、時間の概念を越えたところへフォーカスして、エネルギーを送ります。意識や感情よりも深い、魂の領域に働きかけます。

色・・・藍色・紫
象徴・・・精神・魂・本質の自分
効果・・・感情を穏やかにする・トラウマの解放

大光明（ダイコウミョウ）

第四のシンボル大光明は、レイキのマスターシンボルであり、根源的な光そのものです。

すべてのシンボルは、太陽の光のプリズムで分けるようにして大光明から取り出されたものです。大光明の中には、超空霊・聖壁・本者是正念、大光明のすべてのシンボルのエネルギーが含まれます。

レイキで最も高い波動の大光明は、高次元との繋がりを強めます。

色・・・白
象徴・・・宇宙・神・天
効果・・・パワー・バランス・本質

まとめ：シンボルを使ったレイキヒーリングの順番について

ここまで、シンボルを使ったレイキヒーリングの順番についてお伝えしました。最後にレイキヒーリングの順番についておさらいします。

【セルフヒーリングのとき】

【他者ヒーリングのとき】

スピリチュアルなことを考えていなくても、人は不思議と痛いところや苦しいところに「手」を当てますよね。手で覆ったりすると、心なしか良くなったような気分になるはずです。

無意識の間につかっていたかもしれないレイキの力。ぜひ使い方と順番を覚えて、自分やあなたの周りの人に癒しのパワーを届けてみてください。