レイキの効果を上げるシンボルとマントラの正体は？5つのシンボルとマントラの意味や特徴を解説

• レイキで使うシンボルとマントラってどんなもの？
• シンボルとマントラの使い方には順番があるの？
• シンボルとマントラの効果を発揮させるコツがあれば知りたい！

レイキのシンボルやマントラについて、このような疑問をお持ちではないでしょうか？

レイキ（霊気）とは、一言で表すと宇宙からの癒しのエネルギーのこと。リラックスや自然治癒力が上がる効果があるといわれており、西洋では医療行為として認められている治療方法です。

レイキティーチャーやレイキヒーラーの中には、シンボルやマントラを使ってレイキヒーリングをする人も多いです。シンボルやマントラと聞くと、秘めたパワーを呼びそうで不思議なイメージがしますよね？

でも、シンボルとマントラがどのようなものか、やり方を少しでも知っておくと、よりエネルギーの効果を得やすくなりますよ！

本記事では、ヒーリング伝授歴3年、全米ヨガアライアンスRYT200修得し、レイキに必須なチャクラ、マントラについて学習した私が、レイキのシンボルやマントラについて次のポイントをお伝えします。

この記事でわかること

本記事を読むことであなたがシンボルとマントラについて理解を深め、レイキヒーリングの効果を高めるお役に立てたら嬉しいです。

レイキの「シンボル」と「マントラ」とは？

さっそくレイキのシンボルとマントラとはいったい何かをお伝えします。

この2つについて理解すると、レイキヒーリングの効果にますますスピリチュアル要素が増してきますが、使い慣れてくると身近なアクセサリー感覚で親しみが湧いてきますよ。

シンボルとはエネルギーを象徴する図形

まずシンボルとは、日本語で「印」と訳され、宇宙からのエネルギーを図で表したもの。ヒーリングでは相手の背後に向かって、目の前で指でシンボルを描いて使います。

シンボルは共通の図が使われていて、シンボルもマントラもアチューメントを受けた人にのみ伝えられるものとされています。

西洋式レイキで導入

シンボルやマントラは、戦後の西洋レイキで導入されました。

日本発祥の直伝霊気がスピリチュアルが流行している西洋に渡り、エネルギーをイメージしやすくするためにシンボルができたとされています。

日本のレイキの約70%が西洋レイキであることから、ほとんどのティーチャーやヒーラーがシンボルとマントラに対して知識があると考えてよいでしょう。

形状の波動をもつ

シンボルはエネルギーを形で表したものなので、シンボルは「形状波動」によってエネルギーの流れを変える役割があります。

シンボル自体は目で見えるので、エネルギーが視覚化されてわかりやすくなったイメージです。

「マントラ」とはシンボルを描くとき唱えるおまじない

次にマントラとは、日本語で「真言」と訳され、宇宙からのエネルギーを声で表したもの。シンボルを描いた後にマントラを3回唱えて使います。

またマントラはヨガでも、集中したいときや瞑想のときに使われることがあります。ヨガでは「オーム」や「シャンティ」と唱えることが多いです。

エネルギーを引き寄せるために使う

マントラはエネルギーを引き寄せるときに使われます。

宇宙からのエネルギーがマントラの音に引き寄せられ、普段のヒーリングよりもさらに効果を得やすくなります。

また声に出すとき口を開けるので、呼び込んだエネルギーを体内へ流しやすくなる見方も。シンボルと合わせて使うことで、自分の霊気エネルギーをますます高めることが可能です。

音の波動をもつ

マントラは音の波動をもつエネルギーです。

いまいちピンと来ない方でも、言霊（ことだま）と聞くとイメージしやすいのではないでしょうか？

言葉に魂が宿っているのと同じように、マントラにもエネルギーがあります。言葉を発することで、音の波動でレイキエネルギーを引き寄せているのです。

それぞれのシンボルとマントラの意味

それでは5つのシンボルとマントラの意味や特徴について解説します。

少し内容が複雑に感じるかもしれませんが、無理にすべてを覚えようとしなくてOKです。あなた自身のペースで、シンボルとマントラを使っていけば大丈夫ですよ。

第1シンボル（パワーアップシンボル）

第1シンボルは、セッションの開始時に使うのがオススメ。眠っている力をパワーアップさせる効果があります。

ヒーラーによっては、エネルギーを増減させて、調整するときに使われます。

マントラ：超空霊、勅令（チョクレイ）

あなたの潜在意識に働き、内面に潜んでいる力を目覚めさせるマントラです。

意味：宇宙の力をここに引き寄せる

宇宙に留まっているエネルギーをあなたに引き寄せる意味があります。

また、渦巻く形を描くことから、誕生・存在・消滅のサイクルを表すこともあります。

効果：心身の不調の緩和、やる気の増進

宇宙からのエネルギーを呼ぶことで、モチベーションアップの効果があります。

また、エネルギーによる浄化で心身の不調を改善させることも。

最初の瞑想のときやポジティブになりたいときに使うのがオススメです。

第2シンボル（ハーモニーシンボル）

第2シンボルは、第1シンボルに比べて穏やかな力を持つシンボルです。

一切の苦しみや悲しみからあなたを開放する役割があります。

マントラ：聖壁（セイヘキ）

トラウマやカルマの解消に大きく関わるマントラで、本当の自分を取り戻すイメージが強いです。

意味：天と人を一つにする

天（宇宙）と自分を一つにする意味があり、調和のシンボルとして使われます。

効果：精神的な癒し、心のモヤモヤを無くす

自分を苦しめる悪習慣やマイナス思考から脱却させ、心のモヤモヤを無くす効果があります。

また、第2シンボルは自分のところに留まらずに流れやすい性質があるので、パワフルな第1シンボルと合わせて使うことが多いです。

第3シンボル（遠隔ヒーリングシンボル）

第3シンボルは第2シンボルの聖壁（せいへき）よりもさらに深い領域に作用します。

自分自身の精神を高める効果があります。

マントラ：本者是正念（ホンシャゼショウネン）

時間と空間を超越する力を持つ5つの漢字で成り立っているのがポイントです。

マントラには「基本と根本を忘れず、正しい思いと行いで人間性を高め続けよ」という思いが込められています。

意味：過去、現在、未来

3つの時空において、問題に焦点を当てて問題を解決させ、願望を成就させる意味があります。

効果：過去現在未来の癒し、カルマの払拭

時空を超える第3シンボルは、カルマの解消に効果も。

また遠隔ヒーリングでも第3シンボルが使われることが多いです。

第4シンボル（マスターシンボル）

第4シンボルは光そのもの。

ハイヤーセルフ（高次元の自分自身）とつながり、より深く調和できるようになります。また、悟りのシンボルとも呼ばれます。

マントラ：大光明（ダイコウミョウ）

森羅万象の源を表す3文字で成立しています。

マントラを唱えることで、物事がスムーズに進む効果も。

意味：明るく偉大な力

暗闇に明かりを照らすように、明るくて偉大な力（ハイヤーセルフ）を意味します。

効果：人生を前向きに過ごす、宇宙との一体感が強くなる

未来を明るく照らすことから、人生を前向きに過ごせる効果があります。

高次元に達することで宇宙との一体感がますます強くなるでしょう。

第5シンボル（感性のシンボル）

第1～第4シンボルまでは臼井式レイキで学びますが、第5シンボルは発展式レイキで学ぶシンボル。

非常にパワフルで即効性があるのが特徴です。

マントラ：楽（ラク）

楽（ラク：快楽、リラックス）と落（落ちる、舞い降りる）の、2つの両極端の意味を秘めています。

意味：エネルギーの電光石火

大きなエネルギーがあり、エネルギーが電光石火のように地上に降りてくるイメージがあります。

効果：チャクラの調整、結界を張れる

感性のシンボルともいわれ、体内を生命エネルギーがめぐる通路の中継地点であるチャクラの調整が可能に。

また、憑依やサイキックアタック（魔のパワーで相手を攻撃すること）を払って、結界を張ることができます。

一般的なシンボルとマントラの使い方と順番

ここでは一般的なシンボルとマントラの使い方を説明します。

自己ヒーリングか他者ヒーリングかによって順番が異なります。

セミナーやスクールによってやり方が異なることもありますが、基本的なやり方（順番）は次の通りです。

1. 第4シンボルを自分の目の前に指一本で描く
2. マントラを3回唱える
3. 第1シンボルを描き、マントラを3回唱える
4. 第2、第3も同様に繰り返す
5. ※第5シンボルは単体もしくはすべてを完了した後に行う

基本的に4つすべてのシンボルとマントラを使うのがベターです。それぞれのシンボルとマントラが調和し合いながら効果を発揮します。

第5シンボルはやや難しく感じるかもしれませんが、4つに慣れてきたら、自分のペースで始めるのもよいでしょう。

シンボルをイメージしにくいときは「かぶる」

シンボルを想像しにくいと感じたときは、かぶるのがオススメ。

かぶるとは、シンボルを描いたときにできたエネルギーが全身に降り注ぐようにすること。両手または片手で水をすくって頭上から浴びるイメージです。

この動作をすることでエネルギーを感じやすくなり、効果を発揮しやすくなります。

シンボルとマントラを使った遠隔ヒーリングの効果を高めるコツ

レイキは遠隔ヒーリングが可能で、効果も直接ヒーリングと同等の効果があります。しかし遠隔ヒーリングは、効果を感じにくいと思われる方も多いです。

ここでは、シンボルとマントラを使って、遠隔ヒーリングのやり方と効果をアップさせるコツをお伝えします。

なおこの方法は、直接ヒーリングをするときにも有効なものも多いので、実践してみてくださいね。

レイキを送る人（送られる人）がそばにいるイメージする

遠隔ヒーリングの基本になりますが、レイキを送る人（自分がヒーリングを受ける場合はヒーラー）がそばにいることをイメージしてください。

イメージがぼんやりしていると、エネルギーが弱くなり、相手に届きにくくなってしまいます。

イメージするときは相手の写真を置いたり、相手がいるようにイスやクッションを置くのがオススメです。

また、レイキ上級者であれば、レイキボックスを活用してもよいでしょう。

水を飲んで体内を浄化する

レイキを送る前に水を2～3口ほど飲んで、体内を浄化しましょう。

水は体内の循環を良くする作用があるので、体内の浄化にオススメです。とくに白湯は体を温めてリラックスしやすくなりますよ。

シンボルとマントラを人目にさらさない

なるべく、シンボルとマントラは公に公開しない方がよいという考えがあります。

これは、大正時代にレイキが流行したときに、「レイキをむやみに使われることを避けたい」という意向があったためです。

直伝（伝統式）霊気では、この教えを守るため、あまり情報を公開していないティーチャーも多いです。

しかし海外に渡ったことで、「レイキおよびシンボルやマントラを多くの人に広めるべき」という考えをする人が増えてきました。それによって、シンボルやマントラはインターネットでも情報発信されるようになっています。

レイキの公開については賛否ありますが、正しい意識と使い方をもってシンボルやマントラは、広めていきたいですね。

使うのは21日間のセルフヒーリング後がオススメ

シンボルとマントラは、一般的に西洋式レイキの21日間のセルフヒーリングの後に使うのがオススメされています。

シンボルとマントラは高度なテクニックが必要なので、知識や実践を積んだこの時期が適切とされているからです。

なお、セカンドディグリーまでに第1～第3、サードディグリーで第4のシンボルとマントラを受け取れるようになります。

調子が悪いときは普通のヒーリングでOK

「シンボルとマントラを使っても、イメージしにくく効果を得られない…」と感じたら、普通のヒーリングで大丈夫です。

実践と経験を積んだとしても、本人の体調や環境、相手次第でエネルギーを送りにくくなることは珍しくありません。

大事なのはシンボルとマントラを使うことではなく、レイキのエネルギーを送ること。普段のヒーリングでも効果は得られます。

焦らずに、今の自分の状態を受け止めてヒーリングをすることが大切ですよ。

エネルギーを送り終わったら、きちんとふたを閉めましょう。大切なエネルギーをどんどんためていってくださいね。

まとめ：レイキで使うシンボルとマントラについて

ここまでシンボルとマントラについてお伝えしたことをまとめます。

シンボルとマントラを使うためには、サードディグリーまでの資格が必要になります。

やや高度なテクニックが必要になりますが、気になる方はセルフヒーリングで効果を体感してみてください。

ある程度の知識や経験を積んだとしても、体調などで効果を実感しにくい場合もあります。そのときは無理をせずに、レイキヒーリングを続けてみましょう。

あなたがレイキで、毎日を健やかに元気に過ごせることを心から願っています。