レイキと気功の違いは？エネルギーが伝わる仕組みや歴史、修得方法について解説

• レイキによく似た気功って、レイキとどう違うの？
• レイキと気功の特徴や効果を知りたい！
• レイキと気功はどんな人にオススメなの？

あなたはレイキと気功の違いについて、このような疑問をお持ちではないでしょうか？

レイキヒーリングとはレイキ（霊気）によって自分または相手を癒すこと。レイキは厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』のページにも記載され、相補(補完)・代替療法の1つとされています。

一方の気功も同様に、厚生労働省のページに記載されており、エネルギーを相手に送る療法です。でも、やり方や目的がレイキと少し違います。レイキを学びたい方、気功についても詳しく知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。

本記事では、ヒーリング伝授歴3年、全米ヨガアライアンスRYT200修得し、レイキに必須なチャクラ・マントラについて学習した私が、レイキと気功の違いについて次のポイントをお伝えします。

この記事でわかること

本記事で、あなたがレイキヒーリングと気功の違いを理解できるようになれば嬉しいです。

レイキと気功の違い

さっそく、レイキと気功の違いについてお話していきます。エネルギーを送ることは共通していますが、エネルギーの伝え方や目的に違いがあります。

大きな違いはエネルギーの伝え方にある

レイキと気功の主な違いは、エネルギーの送り方、伝え方です。

レイキは、ヒーラーがエネルギーの受け手になって相手に流します。エネルギーを水にたとえるなら、ヒーラーは水が流れるパイプや川。エネルギーの量や質、パワーは調整しません。

レイキヒーラーはエネルギーに身を委ねるので、自分の体力はあまり削りません。むしろ最初にエネルギーを受けるので、自分自身がレイキエネルギーで癒される効果もあります。

一方の気功は、気功師が自分でエネルギーをコントロールして相手に送るものです。気功師は水の勢いを調整できる水鉄砲やダムをイメージするとわかりやすいかと思います。

気功師は自分の呼吸や体力を使って、エネルギーをコントロールするので、自分の気を消耗します。大地のエネルギーを自分のものにするので、気を自在に操るためにはかなりの体力や鍛錬が必要です。

レイキと気功の歴史

レイキの発祥は、大正時代の日本。やがてレイキは海外にわたり西洋式レイキとして日本に戻ってきました。ちなみにレイキは古代チベットや古代インドの考えを起源とする意見もあります。

一方の気功は、いつ誕生したのかは明らかになっていません。しかし約4000年前に、中国で洪水の氾濫によって多くの人が関節のむくみで悩んでいたとき、舞踊によって治療されたという記憶が残っています。

レイキと気功の種類

レイキは大きくわけて4つの種類があり、それぞれ特徴が違います。

臼井式レイキは大きくわけて日本式伝統式レイキ、西洋式レイキの2種類にわかれます。

現在は西洋式レイキが全世界で約99%、日本伝統式が1%ほど。圧倒的に西洋式レイキの需要が広まっている状況です。また、臼井式でないレイキを「非臼井式」と呼ぶこともあります。

一方の気功の種類は、現在3,000種類以上も。そして気功は、保健医療気功としての「軟気功」と、武術気功としての「硬気功」に2つにわかれます。

さらに軟気功は自分で気を養う「内気功」と自分で養った気を他人に与える「外気功」にわかれます。

レイキと気功の目的および効果

レイキの主な目的は、相手の治癒反応を促進すること。身体に本来備わっている自然治癒力を上げる効果があります。また、最近ではリラクゼーションやスピリチュアル精神の向上のためにレイキヒーリングが行われることもあります。

一方、気功の目的は、病気の予防、治療、寿命を伸ばすこと。そして心や呼吸、体の動きや姿勢を改善する効果もあります。また、呼吸を整えることでリラクゼーションの効果も期待できます。

レイキと気功の医療との関係性

レイキと気功は、厚生労働省では医療の観点では次のように位置づけられています。

なお、レイキも気功も海外では医療行為として患者の治療に役立っています。オーストラリアではレイキティーチャーが国家資格として認められていて、イタリアでは処方箋としてレイキヒーリングが提供されています。

レイキと気功の修得方法

レイキティーチャーのレベルを修得するには、レイキのアチューメント（伝授）を受ける必要があります。レイキの伝授（アチューメント）は4つのレベルがあり、レベル1～3は3～5万、レベル4は10万円が相場です。

期間は21日間のセルフヒーリングも含めると、約1か月は必要です。

一方、気功師になるためには、養成学校や専門学校で中医学や気功整体などを学ぶ必要があります。費用は1年間で50万円前後すると考えてよいでしょう。学ぶ場所によって1～3年はかかります。

そして、レイキも気功も毎日のセルフヒーリングや練習が必要です。どちらも簡単に修得できるものではないので、毎日の実践が大切ですよ。

レイキのセルフヒーリングのやり方

つぎにレイキのセルフヒーリングのやり方についてお伝えします。学ぶスクールやレイキティーチャーによって多少のやり方が違いますが、気功と比べて始めやすいです。

1. 骨盤を地面と平行にする
2. 背骨を真っすぐにして、肩の力を抜く
3. レイキハンドをエネルギーを送りたい箇所にあてる
4. 合唱して感謝の気持ちを唱える

レイキは座っていても立っていてもOKです。体がグラグラするのが心配な方は、あぐらで座ると安定しますよ。どちらの姿勢でも、骨盤を地面と平行にして骨盤を安定させることが大切です。

またレイキハンドとは、ヒーラーが生命エネルギーを流し込むときに使う手のこと。あなたが不調を感じている場所や、エネルギーの中継地点であるチャクラに手を当てて、エネルギーを送り込みます。

そしてレイキの自己ヒーリングを終えるときは、心の中で「エネルギーをありがとうございました」と感謝の気持ちを唱えて終わりにしましょう。感謝の気持ちを唱えると、心がリラックスした状態になり、やがてポジティブな気持ちになれますよ。

レイキの遠隔ヒーリングのやり方についてお伝えします。正しい方法で遠隔ヒーリングをするには、アチューメントのセカンドディグリーまでの修得が必要です。

1. リラックスした状態になる
2. 全身の力を抜いて目を閉じて深呼吸をする
3. 宇宙に向けて遠隔ヒーリングをすることを伝える
4. レイキエネルギーをかぶるイメージをする
5. 相手の健康的で笑顔な姿を思い浮かべる
6. 相手にエネルギーを流すイメージを持つ
7. 感謝の気持ちを相手と宇宙に伝える

ポイントは、自分がレイキのエネルギーをかぶるためにリラックスすること。そして相手が目の前にいるような感覚になって、エネルギーを流すイメージをしましょう。

遠隔ヒーリングに挑戦したい方は、まずは友人や家族に向けて遠隔ヒーリングしてみるのがオススメです。

気功にはない！願いが叶うレイキボックスとは？

レイキヒーラーのなかには、レイキと気功の違いにレイキボックスの存在を挙げる方もいます。

レイキボックスとは、送られてきたレイキのエネルギーを入れておく箱。自分の願いを紙に書いて、レイキエネルギーを送ります。

レイキボックスの使い方

まずはお気に入りの箱に、自分の願望を書いた紙を入れます。そして、ふたを開けて願い事が実現している自分を具体的にイメージしながらレイキエネルギーを送ります。

エネルギーを送り終わったらふたをしましょう。なるべく毎日レイキエネルギーを送り続けるとより効果がありますよ。

レイキボックスの使うときの注意点

レイキボックスを使うときの注意点は次の2つです。

• 自己中心的なことは書かない
• 願い事は過去完了形で書く

自己中心的なエゴの願い事を書いてしまうと、不純な思いがエネルギーを跳ね返してしまい、他人が不幸を引き寄せやすくなってしまう可能性があります。

たとえば「お金がほしい」を「家族が旅行をプレゼントされて幸せになった」のように変換しましょう。

そして願い事は過去完了形で。願いがかなった自分をイメージするので、その状況に一番近い内容にするのが望ましいです。

レイキが気功よりも危険といわれてしまう理由3つ

レイキも気功も同じエネルギーを使う療法ですが、レイキの方が怪しくて危険というイメージを持たれてしまうことが多いです。

レイキが危険といわれてしまう理由は、主に次の3つです。

• レイキが気功よりも知名度が低い
• 気功よりも短時間で簡単に学べる
• 偽のレイキを売りに出しやすい

気功はメディアで「肩こりが治った！」「体がすごい速さで吹き飛んだ！」などのように、パフォーマンスの一環として伝えられていますが、レイキはそこまでメディアに出ていません。

そのため「気功は知っているけど、レイキは何だかわからない」と思う方も多く、怖いものとされがちです。

また、気功を学んで修得するのに数年かかるのに対して、レイキは数週間ほどで修得できることも、怪しく思われてしまう理由の一つです。「短期間で本当に効果はあるの？」と疑ってしまう方も少なくありません。

しかし、本物のレイキヒーラーに出会って、ヒーリングを受けると、レイキヒーリングの効果は確実に得られます。

ぜひ本物のレイキヒーラーに出会って、レイキヒーリングの効果を実感してみてください。

まとめ：レイキと気功の違いについて

ここまで、レイキと気功の違いについてお伝えしてきました。

レイキと気功は、宇宙や大地のエネルギーの送り方が違います。レイキがエネルギーを渡すのに対して、気功はエネルギーの強弱を調整するので、気功はレイキよりも体力を消耗しがちです。

レイキの方が学ぶ費用や時間も少なくて済むので、リラクゼーション効果や自然治癒力、スピリチュアル精神を向上させるにはレイキがオススメといえます。

レイキヒーリングであなたの生活が180度変わるといっても過言ではありません。最初からいきなり効果が出るのは難しいかもしれませんが、レイキヒーリングを学び実践することで少しずつ人生が好転していきますよ！